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2026.01.08

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【クローズアップ】ライフギアコーポレーション 社長執行役員 武藤健氏

繊維ニュース2026年1月8日付

靴専門のOEM商社であるライフギアコーポレーション(東京都港区)は2025年2月、親会社のエムシーファッションと共に、ワールドグループの一員として再スタートを切った。大きな転機は事業運営にどのような変化をもたらしたのか。武藤健社長に聞いた。

OEM強化と業容拡大両立

―自社の特徴、強みとは。

当社はエムシーファッションの前身である三菱商事ファッション(MCF)の子会社として、靴のOEMを担ってきました。MCFがワールドの傘下に入ったのを機に、当社もワールドグループに加わりました。

まず履物に特化しながら、全てのカテゴリーを取り扱うOEM事業者は、国内でも他に例を見ないと思います。事業内容は多岐にわたり、靴メーカーの海外生産に加え、量販店のプライベートブランドなども手掛けます。靴に関して、これだけ幅広くニーズに対応できる企業は他にないと自負しています。

当社は中国広東省東莞市に現地法人を置いており、現地の協力工場に入り込んで生産管理、品質管理に携わっています。海外でも人任せにはせず、直接的に生産にかかわる体制を築いたことも、当社の独自性と言えます。

―ワールドグループの一員になって起きた変化とは。

この転機を社員らは前向きに捉えていて、チャレンジへの意識が高まっています。ここ10年ほどは、靴のOEMという独自性の磨き上げに集中していましたが、ワールドが持つ機能やノウハウを活用すれば新たな可能性が広がるはずです。

例えば、電子商取引(EC)で協業の機会を模索したり、ワールドのブランドとの共同企画に着手できれば、双方にメリットが生じると考えています。

ワールドの多様なサービスを組み合わせることで、靴のOEM事業者として行うワンストップサービスの内容が拡大します。

―今後の方向性は。

事業の根幹を成すのはOEMで変わりないと思っています。今後も提供する商品、機能を強化し、OEMの付加価値を高めていかなければなりません。

中国の東莞を基点としたモノ作りのネットワークに対し、海外のお客さまからも引き合いが来ています。そういったニーズにも積極的に対応していきます。

一方で、企業成長のためには事業領域の拡大が必須要件です。26年は自ら主体となれるようなブランドビジネスに着手する方針です。

 

※この記事は『繊維ニュース』を発行するダイセンの転載許諾を受けています。